いつもご利用くださっている皆様、どうもありがとうございます。

 さて、少し先のイベントになりますが、20246月に、有泉真治さんによる『Basket Moon / バスケットムーン』のかごを販売させていただくことになりましたので、ご案内になります。

有泉真治さんは、ラトビアやデンマークで 柳のかご制作を学ばれてきました。一点一点 手で編み仕上げるかごは、形も大きさもそれぞれで、用途も多彩です。その11つには異なる美しさがあり、日用品としてやさしく暮らしに溶け込みます。 手作業で作られるため、制作数に限りがあります。今回も数点のみの販売になります。

 

有泉さんは、教室やワークショップを通して、手仕事の楽しさや豊かさ、自分で作り上げる喜びを伝える活動もされています。 私たちのAND WOOL店舗にて行ってきたクラフトイベント『いろんな手』でもワークショップを開催してくださり、力を使いながら繊細な作業の繰り返しで生まれる かご の奥深さに、毎度感嘆しています。

とっても優しい笑顔が素敵な有泉さんから、かごの魅力や、制作の話を聞くと、より一層 手編みの かご を愛おしく感じます。

 

 

 近年では、「畑からかごへ国産柳で編むかご」を大きなテーマとされています。

日本国内では、かごを編むための柳は手に入りません。

その為、活動当初から近くで柳の枝を育てる実験をはじめました。当初は、作品は全て勉強したラトビアからの輸入枝で編んでいましたが、その後「石川県の柳農家さん」や「社会福祉法人さかき会・みらいファームさん」との出会いがあり、柳を少しずつ自分たちで育て、収穫し、かごの材料にする活動もされています。5年経ち、なんと現在では半分以上の材料が国産になっているようです。

もちろん、簡単なことではありません。たとえば「石川県の柳農家さん」の柳は、かごを編むために育てられていません。しかし、かごに利用するための必要な部分を残して置いて下さるので、有泉さんはご家族で、その部分を収穫に行っています。朝から晩まで、34日位で真っ直ぐ1本に伸びた枝のみ11本収穫する。という大変な作業を経て、この愛おしい「かご」が出来上がっています。

そこまで、こだわった工芸品になります。

 

<山梨県中巨摩郡昭和町 社会福祉法人さかき会みらいファームさんのコリヤナギ畑・真夏の作業の様子>

<石川県の柳農家さんの柳畑・冬の収穫時の様子>

 

 

今回は、『Basket Moon / バスケットムーン』のかごの他にも、有泉さんの奥様の有泉紗矢佳さんが行っている 手仕事による作品・製品の販売を行うブランド「tapiiri」から、ラトビアで作られた輸入かごも数点販売させていただく予定です。いつもかごを買い損ねてしまっている方も、販売をどうぞお楽しみにお待ちください。 

 さらに、「つくろい」の活動をされる『つづり舎』とBasket Moon / バスケットムーン』と『muuc / ムーク』がコラボレーションさせていただいた巾着かごバッグの発売もあります!どうぞお楽しみに!!

 

※ 販売日開始日については、メールマガジンで事前にお知らせ致しますので、まだメールマガジンに登録されていない方は、この機会に是非ご登録ください。

AdminFashionBrand 『muuc / ムーク』