先日、近くにある牧場にご協力をいただいて、「羊の毛刈りイベント」を行いました。
ニットブランド【AND WOOL:アンドウール】にとって羊毛は欠かせない素材です。素材の大元でもある「羊」と触れ合うことで、普段扱っている毛糸がどのように生まれるのか学びました。
今回は、その様子をご紹介したいと思います。 

●羊の毛刈りイベント

今回のイベントは本来、一般のお客様にも参加していただけるようなものを予定していましたが、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮して中止とし、スタッフ関係者のみの学びの場とさせていただきました。

「羊の毛刈りイベント」は中止になったものの、羊たちの毛刈り作業はやらないわけにはいきません。羊の毛刈りは「羊毛を取る」という目的もありますが、体温調節ができず夏の暑さで羊が病気にならないようにするために、必要な作業なのです。そこで、今回のイベントに協力していただく予定だった牧場まで、スタッフみんなで勉強を兼ねて現場を見学に行ってきました。

こちらの牧場には、羊だけではなくヤギもいます。

ヤギさん、突然大勢で押しかけて、騒がしくてごめんね。。。

 

●「羊の毛刈り」ってどうやるの?

羊の毛刈りは、この牧場では毎年4~5月に行うそうです。この時期には、こんなふうに、もこもこと羊毛が伸びています。 

 

今回は「サーフォーク」という種類の羊の毛刈りを見学させてもらいました。「ひつじのショーン」のモデルになっていてお馴染みですね。表情がとてもかわいらしかったです。

こちらの牧場では、このようなハサミを使って毛を刈っていきます。手で羊の皮膚を抑えながら丁寧に切っていくのですが、なかなか大変な作業だなと見ていて感じました。

 

 

写真の羊は1歳。初めての毛刈りで、羊自身もかなり緊張しているようでした。

羊は、慣れない人が触るととても暴れるので、抑えるにはコツがあります。犬のようにおとなしくさせながら、カットしていく様子はかっこよかったです。

私たちもちょっとだけやらせてもらいましたが、羊を抑えながら、大量の毛を切っていくのはかなりの重労働です。

 

 

羊の皮膚や毛を触っていると、手が羊の油でベタベタになってしまいます。ヨーロッパの漁師たちが愛用することによって生まれた「フィッシャーマンセーター」は、この油を有効利用して作られています。水仕事に適しているからです。知識として知っていたことを、改めて体感できたことは、大変勉強になってよかったと思います。

 

●その後の「毛」と「羊」の様子

カットした毛は、広げると1匹の羊の姿になります。

 

 

ここからきれいにゴミをとって、洗毛して、部位ごとに分けて、紡いで毛糸にしていく作業に進みます。それはまた別の機会に、ご紹介できればと思います。

こちらはカットが終わった羊です。これで気持ちよく夏が迎えられますね。

 

 

来年こそは、【AND WOOL】のアトリエで毛刈りイベントができればいいなと思っています。

羊さん、来年もまた、よろしくね。。。

 

 

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