AND WOOLにて販売中の、ウールやカシミヤ毛糸の風合い出し加工(縮絨加工)についてご紹介いたします。
縮絨することで、ふっくらやわらかくなる毛糸がございますので、よろしければご参考ください。
縮絨加工は、加工後、縮みます。そのため縮率を測り、その分、元のニットを大きく編まなければいけません。
初めての方は、まずはA4サイズ程度のスワッチでお試しし、ご確認後ご自身の作品に生かしていただければと思います。

【手洗いでの風合い出し加工の場合】

  1. 洗濯用桶に、水またはぬるま湯(30度以下)を4リットルと中性洗剤(AND WOOLではエマールを使用しています。)20ml(少し多めです。)を入れ軽く混ぜます。
2.やさしく水を染み込ませます。
3.少し時間をおいて、さらに水分をしみこませ、色が変わって全体に水分が行きわたったら
強く揉みこみ、お好みの風合いになるまで揉みこみます。
※長時間水の中につけたまま放置すると、フェルト化が進んでしまうのでご注意ください。
4.軽く絞り脱水をします。
脱水後、洗剤を落とすために2~3回水を交換してすすぎ、再び軽く脱水します。
脱水を洗濯機で行う場合は、手洗い・ソフト・ドライ対応コースなどに設定し1分以内の脱水にします。
5.平置きにし形を整え、乾いたら完成です。
 
【注意】
つくった作品を最初から縮絨しないで、縮率を測ってから、実際の作品を縮絨加工する必要があります。
最初にスワッチ(試し編みA4くらいのサイズの編地)を縮絨加工後、ゲージを取ることで、どれだけ縮んだのか縮率がわかります。その縮率の分だけ、作品を大きく編み、縮絨加工をお試しください。 

【洗剤について】

洗剤は、粉末洗剤よりも水に溶けやすい液体洗剤がおすすめです。
私たちがよく使用しているのは「エマール」です。
洗剤が毛糸をコーティングしながら洗ってくれる作用があり、毛羽立ちが抑えられます。
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